上弦の壱 黒死牟 炭治郎のお父さん

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上弦の壱の黒死牟は炭治郎のお父さん?最後や過去についても紹介!

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Last Updated on 2023年4月30日 by Sota

この記事では、「上弦の壱の黒死牟は炭治郎のお父さんなのか」についてまとめています。

 

2016年11号から週間少年ジャンプで連載されていた吾峠呼世晴の「鬼滅の刃」。

 

完結した今もなお、アニメ化・映画化によってまだまだ熱い大人気アニメと言えます!

 

「鬼滅の刃」の後半、強敵となる上弦の鬼たちが次々と現れ、炭治郎たちにとって絶体絶命の戦いとなります。

 

その中でも上弦の壱、黒死牟(こくしぼう)は最強の鬼の一人といえます。

 

しかしこの黒死牟、実は炭治郎のお父さんなのではないか?という疑問がとても多いのです!

 

そこで今回は、

この記事で分かること

  • 上弦の壱の黒死牟は炭次郎のお父さん?
  • 上弦の壱の黒死牟の過去は?
  • 上弦の壱の黒死牟の最後は?

を書いていきたいと思います!

 

黒死牟の過去から最後までを紹介しつつ、疑問を解いていきます!

 

以下ネタバレを含みますのでご注意ください!

 

上弦の壱の黒死牟は炭治郎のお父さん?

結論から、ズバッとお答えすると・・・黒死牟は、炭治郎のお父さんではありません!!

 

実際のところ血縁関係にあるのは炭治郎ではなく、時透無一郎です。(詳細は後ほど)

 

黒死牟は、妻子をもった後に鬼となり、約400年以上が経っています。

 

そこから、炭治郎が今も人間として生きていることはあり得ません・・・

 

炭治郎のお父さんは誰?

では、炭治郎のお父さんは誰なのでしょうか?

 

炭治郎のお父さんは、炭治郎にヒノカミ神楽と耳飾りを継承させた竈戸炭十郎です。

 

しかし、炭治郎のお父さんは、病弱なために「鬼滅の刃」がスタートした時点ですでに病死した故人です。

 

炭治郎の記憶や悪夢の中などで、炭治郎の力を呼び覚ますカギとなって何度も登場します。

 

父の炭十郎は生まれつき額にアザがあり、これは「日の呼吸」の使い手という証。

 

この呼吸がヒノカミ神楽として竈門家に代々として継承され、炭治郎へと継がれたのです。

 

「もしかすると、炭十郎が亡くなる前に鬼となったのが黒死牟!?」と思われた人もいるかもしれません。

 

ですが、漫画が完結した今、この可能性はゼロとなりました。

 

上弦の壱の黒死牟の正体は?

では、黒死牟の正体は何なのでしょうか?

 

黒死牟は鬼の強者である十二鬼月の中でも、上弦の壱という最強の地位をもっています。

 

そして、黒死牟は鬼殺隊の柱である時透無一郎の祖先にあたる人物です。

 

この2つを順番に見ていきたいと思います!

 

▼黒死牟が上弦の壱になれる強さの秘密は何なのでしょう?

  1. 鬼殺隊で得た【月の呼吸の型】と鬼になって得た【血鬼術】の双方を使うことができる。
  2. 相手の動きを予知できる【透き通る世界】が使える。
  3. 無惨も信頼する程の冷静かつ分析力に優れた能力

 

これらの強さを持っていることから、どの十二鬼月にも勝る鬼であると考えられます。

 

上弦と下弦の鬼を交えて行える入れ替わりの血戦で勝ち続け、何百年もの間ずっと上弦の壱を維持しています。

 

▼黒死牟は、無一郎の祖先にあたる人物

黒死牟が人間だった頃に捨てた我が子・・・その子から子へずっと何代にもわたってきている子孫が無一郎です。

実際に「鬼滅の刃」19巻の165話で、黒死牟本人が無一郎に子孫だと伝えています。

 

黒死牟の双子の弟が「始まりの呼吸」の使い手であったため、その血筋である無一郎にも幼くして柱となるほどの強さがあったのではないでしょうか。

 

上弦の壱の黒死牟の過去は?

黒死牟も鬼となる前は、【継国巌勝】という戦国時代の武士家系に生まれた双子の兄でした。

 

巌勝は父親に跡継ぎとして認められたい、誰よりも強くいたいと思っていました。

 

しかし、弟の縁壱は「透き通る世界」という能力で、相手の筋肉の動きから行動を予知することができます。

 

そのため、戦いで誰にも劣らない強さがある縁壱が跡継ぎになることを巌勝は恐れ、縁壱を妬み、憎み、遠ざけようとします。

 

心優しい縁壱は、母の死後すぐに巌勝に報告し、自分が跡継ぎになることを避けるために、家を出て姿を消してしまいました。

 

十年余り過ぎたある日、野営中に鬼に襲われ絶体絶命のときでした。

 

鬼殺隊になっていた弟の縁壱に救われ、兄弟の再会となったのです。

 

巌勝は縁壱に追いつきたい、超えたいという気持ちから妻子を捨て、鬼殺隊として鍛錬する道を選びました。

 

そして、剣士として成長した巌勝にも痣が現れましたが、寿命は短くなると後に知り絶望します。

 

強さを追い生き続けたい巌勝の前に、鬼舞辻無惨が現れ不死の鬼となることを勧められます。

 

この誘いに乗って、が鬼化し「黒死牟」が誕生したのです。

 

こうして鬼となってしまった黒死牟を討つために現れたのは、老いた弟の縁壱の姿でした。

 

痣がある者は長く生きれないのですが、黒死牟を討つという強い目的が縁壱をギリギリの状態まで生かしていたようです。

 

老いても縁壱の強さは圧倒的で、黒死牟の首を討つ目前まできました。

 

しかし、ここで縁壱の身体に限界が訪れ黒死牟の目の前で固まり命が尽きました。

 

この戦いに勝ったのは縁壱であったと悔しさと憎い気持ちだけが残りました。

 

こうして黒死牟は縁壱亡き後、強者との闘いだけを求める最強の鬼となったのです。

 

上弦の壱の黒死牟の最後は?

上弦の壱という実力者も、悲鳴嶼行冥・不死川実弥・不死川玄弥・時透無一郎の連携による決死の攻撃により、崩れます。

 

ですが、黒死牟はまだ身体を再生することができていたのではないかと思われます。

 

しかし戦っていた実弥の刀が鏡となって、自分の鬼となった醜い姿を映し出しました。

 

かつて人間だった頃の弟、継国縁壱との記憶が蘇り、自分が求めてきたものに疑問を感じ、再生を自ら拒み消滅したと考えられます。

 

そして消滅後に再び現れた、縁壱が幼い頃から大切に持っていた巌勝が作った笛・・・。

 

この双子がお互いの命を討つ覚悟で戦ったとしても、幼き頃から想い合っていた明らかな絆と愛がそこに残っていました。

 

黒死牟は何百年もの間、数えきれないほどの人間と鬼殺隊を殺してきました。

 

にも関わらず、死に近づく目前に描かれる回想や人間味を感じるシーンに読者も憎みきれない悲しい気持ちになりますよね。

 

「上弦の壱の黒死牟は炭治郎のお父さん?」まとめ

本日は、「上弦の壱の黒死牟は炭治郎のお父さん?」についてまとめていきました!

 

結論、上弦の壱の黒死牟は炭治郎のお父さんではなく、時透無一郎の祖先でした!

 

私自身も、竈戸炭十郎と継国厳勝の痣や髪型が似ていることから、炭十郎が鬼になった?と疑っていました。

 

しかし、「鬼滅の刃」が完結となり、今までの謎が次々と明らかになっています。

 

この漫画には、人間と鬼の両方の過去が描かれていて、その中でも兄弟姉妹の話は特に胸が熱くなるものがあると思いました。

 

黒死牟の亡き最後の敵は、鬼の始祖と言われる鬼舞辻無惨!

 

鬼殺隊と柱が集大成した戦いは見逃せません!

 

今回は、「上弦の壱の黒死牟は炭治郎のお父さん?最後や過去についても紹介!」と題してお送りいたしました!

 

いつまでも色褪せない「鬼滅の刃」の魅力に、これからのアニメ・劇場版も期待です!

 

以上、最後までご覧いただきありがとうございました!

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