Last Updated on 2024年3月26日 by ブロガー
この記事では、「精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたのでネタバレ全話」についてまとめています。
コミカライズされて人気となっている本作ですが、広告で見かけるキレイな絵や内容が気になりますね。
また無料公開分を読むと続きが気になり、購入しようかと迷いますよね。
そこで今回は、以下について書いていきたいと思います!
この記事で分かること
内容が気になっている方、ぜひ参考にしてみてください!
精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたのでネタバレ全話まとめ!
この作品は、2023年12月時点で10話まで公開されています。
各話数についてのネタバレについて早速見ていきましょう!
以降、各話数のネタバレパートに入りますのでご了承ください。
ネタバレ1話:国外追放という自由
主人公・クロージック公爵家の長女であるエヴァは、誰しも本来使えるはずの精霊魔法が使えない「無能力者」でした。
古くからの盟約によってバルバーリ国の王太子とエヴァは婚約していました。
しかし王太子は無能力者でつまらないと、彼女を疎ましく思い、しかもエヴァの義妹・マルティとは熱愛関係になっていました。
マルティが王太子を唆して画策し、エヴァが無能力であることを隠蔽して婚約したのだと罪を仕立て上げてしまったのです。
そして不敬罪によって本来ならば国外追放になるところを、マルティの温情により侍女として仕えても良いと告げました。
しかしエヴァは、2人の熱愛関係や婚約破棄を画策していたことを知っていました。
さらに、マルティの侍女になるということは、一生奴隷のように仕えることになるということも。
そのため、エヴァはなんの後ろ盾も保証もない国外追放を選択したのでした。
1人で去ろうとするエヴァに、これまで心から仕えてきた使用人たちアラン・ルドルフ・マリアの3人が一緒に行くのだとついてきてくれました。
そうして疲れて眠ってしまったエヴァを見つめながら、アランが口にしたのは…
ネタバレ2話:精霊の悲鳴
アラン達の故郷・隣国フォレスティに向かう中、眠りから目覚めたエヴァは「悲鳴が聞こえるわ!」と叫ぶのです。
怯える様子に、それは精霊の叫びなのだと、アランが説明しました。
実は本来、精霊魔法は心の清い人間しか使えないものでした。
しかしバルバーリ国では精霊を「ギアス」という霊具に閉じ込め、誰でも仕えることができるようにしていたのです。
そしてギアスに閉じ込められた精霊は、その力「マナ」が尽きるまで使われ、消滅するときに悲鳴をあげていたのでした。
エヴァはその事実を知り、精霊たちのために祈るのでした。
一方、エヴァが去ったバルバーリ国では、不思議なことにギアスによる精霊魔法を使うことができなくなっていきました。
灯りが消え、水もでなくなってしまったのです。
王太子のリズリーは、強い力を持つマルティに力を使うように依頼します。
頼まれたマルティは、灯りを取り戻す力を使いました。
さすがだと賞賛されるマルティでしたが、実は今回はあまり強い力がでなかったのです。
これまで姉が近くにいるとなぜか強い力が発揮できていたのでした。
そのため、側に居させるために侍女にしようと考えたのでしたが、しかし姉は自分の予想を裏切って国外追放を選んでしまい…
ネタバレ3話:エヴァの祈りの力
旅を続ける中、エヴァは毎日旅の無事を祈っていました。
4人は王都を出てから野宿が続いていましたが、この日はセイリン村に滞在することになりした。
村で物資の調達をしていたアランとルドルフは、野犬が出て困っているというという話を耳にします。
また、1人で村を散策していたエヴァは、近頃ギアスの調子が悪く精霊魔法がうまく使えない、と村人が話しているのを耳にします。
自分は祈ることしかできないと思いながらも、困っている村人達が救われるようにとまた祈るのでした。
一方、エヴァがいないところでは、ルドルフとマリアがアランに膝まづいていました。
実はルドルフはフォレスティの大精霊魔法士、マリアは諜報員だったのです。
エヴァが無事を祈っているのであれば、野犬に悩まされている村を救おうとアラン達は動き出し…
ネタバレ4話:淡い2人
アランの指示でマリアが野犬を討伐しました。
一晩経った翌朝、村では通りすがりの旅人が野犬が退治してくれたのだと喜ぶ人々で賑やかでした。
アランは、これで彼女の望む安心な旅ができるだろう、とほっとしていたのでした。
一行はやがてバルバーリの国境に向かっています。
ルドルフとマリアは馬車で、アランとエヴァは徒歩で関所を通過することになりました。
2人で歩きながら「妻になってくれないか」と突然言い出します。
動揺するエヴァに、夫婦として通れば通行税がかからない、とアランは説明しました。
勘違いしたと恥ずかしがるエヴァでしたが、バレないように頑張ることにします。
そして仲睦まじい夫婦を演じて検問を抜けた2人でした。
しかしここで検問所にいた兵士に呼び止められ、エヴァは小部屋に案内されます。
そこで兵士は態度を一変させて、襲い掛かり…
ネタバレ5話:アランの事実
兵士に襲いかかられ、助けて!と心の中で叫びます。
するとなぜか兵士が吹き飛ばされ壁に激突します。
兵士は精霊魔法なのか・・・?霊具も呪文もなくどうやって・・・?と問うのですがエヴァにも分かりませんでした。
再び兵士が近づこうとすると、エヴァは必死で思いました。
私に力があったら、この壁を壊して逃げられるのに…!と。
途端に壁が音を立てて吹き飛び、その衝撃で外にいたアランが異変に気づいて助けに駆けつけました。
アランが壁を壊してきてくれたのだと思ったエヴァは、やっと安心します。
エヴァは助けられ兵士はバルバーリで処罰されることになり、ようやく一行はフォレスティ国に入ることができました。
すると国に入るや否や、何とフォレスティ国の兵士たちがアランに敬礼をするのです。
驚くエヴァに、アランはそれまで隠していた事実を話し始めました。
実はアランは、この国の第三王子であること、事情があってエヴァの家に使用人として潜入していたことなど。
そして「これまで通り友達のように接してほしい」と頼みました。
すでにアランを好きになってしまっていたエヴァでしたが、王子であるならばこの気持ちは隠さなければ、と胸を痛めるのでした…
ネタバレ6話:エヴァの事実
バルバーリではマルティが結婚を急いでいました。
なぜなら霊力が強く聖女と謳われてきたにも関わらず、姉が側にいなくなったことで精霊魔法が全く使えないようになってしまっていたのです。
内心は自分の地位を守るために、早くあなたと結婚がしたいとリズリーに懇願していたのです。
そこへバルバーリ国の前王妃メルトアが現れ、エヴァを国外に追放しマルティを妃として迎えようとしていることを責め始めました。
無能力者エヴァよりも聖女マルティの方が妃にふさわしいと口答えするリズリー。
しかしメルトアは、エヴァが妃になることは国の存亡にも関わるのだと言い始め、彼女についての事実を口にしたのです。
その内容に愕然とする2人…
一方エヴァは、フォレスティ国で城に迎え入れられ、使用人らによってドレスアップされた自分の姿に驚いていました。
そしてまた、アランも正装をして、その姿に見惚れるのでした。
アランによって、国王である兄に紹介されて挨拶をすると、これまで弟を大切にしてくれてありがとうと感謝をされます。
国王の妻や子供もやってきて、エヴァを歓迎しました。
そしてエヴァが国王の娘を抱っこしようとすると…
ネタバレ7話:かつての記憶
突然泣き出したエヴァがようやく眠りにつくと、兄とアランが2人で話していました。
それは、エヴァが「フォレスティ国に戻ってきた」ことで辛い前世の記憶を思い出しかけているのだろう、というのです。
あんな辛い記憶は俺1人で十分だ…と、アランは言います。
そしてこの国が、自然と人間と精霊が調和する理想の国となっていることを喜びました。
兄も、精霊が住みやすい国を作ることが初代国王の願いだったからな、と呟きます。
そして弟に、やはり本当はお前が国王になるべきだと話すのですが、アランはその資格はないと否定するのでした。
翌朝目覚めたエヴァは、この国のことをもっと知りたい、とアランに伝えます。
そこで精霊達の母である精霊女王・エルフィーランジュの銅像がある精霊宮に案内しました。
そしてこの国がどれほど精霊を大切にしているのかや、かつて起こったバルバーリとの戦についてなどを話して聞かせました。
フォレスティ国について知っていく中で、エヴァはこの国で自立して生きていこうと考えていました。
そのため住む場所を探しに街に出たのですが…
ネタバレ8話:精霊女王とエヴァ
エヴァは街で精霊魔法の教室の看板を目にし、惹かれるように訪ねていきました。
そこにいた先生に精霊魔法についてや、精霊女王エルフィーランジュについて教わります。
また、精霊女王は人間の女性の姿で現れること、エルフィーランジュは初代国王ルヴァンと結婚したことも聞きました。
2人はとても仲睦まじく王女にも恵まれたが、しかし3歳の頃に病によって王妃とともに亡くなってしまったのだとも。
悲しい歴史に、なぜか胸がザワザワとしていました。
先生は続いて、エヴァの周りに精霊がいるのかどうかを視てくれることになりました。
実は先生とは、フォレスティの大精霊魔術師であるルドルフの息子だったのです。
そのため「精霊を視る」力があったのです。
そして、いざ視てみると…
「そうか「あなた」様だったのですね…!」と口にし…
ネタバレ9話:エヴァの覚悟
自分がエルフィーランジュの生まれ変わりだったことを知ったエヴァでした。
そんな自分が精霊の解放を祈ったりバルバーリを去ったことによって、バルバーリの人々が精霊魔法を使えなくなって困っていることに、罪悪感を抱きます。
アランは、精霊を閉じ込めてマナを使い切るというバルバーリの方法が良くないのであって、エヴァが罪悪感を感じる必要はないと諭します。
ちょうどバルバーリでも全王妃メルトアによって、王太子リズリーやマルティにもエヴァの正体が知らされていました。
そして彼女を引き渡すようにと、書状を送りつけてきていたのでした。
また、ルドルフとアランの2人は、エヴァが自分の正体に気づいたにも関わらず、本来精霊女王のそばにいるはずの大精霊が現れていないことを気にしていました。
しかも、エヴァは「精霊を視る目」が奪われているのだとも。
バルバーリから自分を連れ戻しにやってくるとわかったエヴァは、決心をしました。
国王に、自分自身がリズリーと直接会って、そちらの国には戻らないのだとはっきりと話したいと願い出て…
ネタバレ10話:婚約者のフリ?
バルバーリがギアスや霊具を捨てることを条件として、王国の立て直しに協力するのはどうかと、提案したのです。
王家とクロージック家に苦しめられましたが、その国に暮らす人々が困ってしまうことにエヴァは心を痛めていたのです。
アランは大反対でしたが、当事者であるエヴァの覚悟を無視はできないと、国王は了解しました。
ただし、エヴァが直接バルバーリ側と話すのであれば、その代わりにアランの婚約者になるように言い出しました。
2人とも赤面して戸惑いますが、国王はひとまず「婚約者のフリ」をして、無下に扱えないようにするためなのだと説明をしました。
そうして2人は「婚約者のフリ」をすることになり、リズリー達が到着するまでの間に、自然と婚約者らしく振る舞える練習をするのでした。
いざリズリーたちが到着し、対峙しました。
直接対面することで、婚約破棄をして国外追放したにもかかわらず今度は連れ戻すとはどういうことなのかと、エヴァはリズリーに突き付けました。
そして今は王弟であるアランの婚約者だと告げ…
ネタバレ11話
現在、作成中です。
ネタバレ12話
この作品の11話は、2024年1月29日時点でまだ公開されていません。
内容は判明次第更新致します。
精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたので感想は?
精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたので結末は?
本作の結末では、エヴァはフォレスティ国の王となったアランの妃になるのではないかと予想します。
というのは、10巻までの内容から、次の内容が判明しています。
- エヴァは精霊女王エルフィーランジュの生まれ変わり
- アランも前世の記憶があり、辛い経験をしていた
- エルフィーランジュは初代国王と結婚していた
- フォレスティ現国王は、本来はアランが国王となるべきだと思っている
- エヴァは精霊を大切にするフォレスティで暮らしたいと思っている
つまりアランは、前世ではフォレスティ国の王であり、エルフィーランジュと夫婦だったのだと想像できます。
エヴァがアランと話す時の雰囲気も、かなり仲良く微笑ましいので、ゆくゆくは結婚するだろうと思われますね。
そしてアランは前世から目指す国づくりのために、エヴァの力も借りながら王位に就くのではないでしょうか。
彼女はそんな彼を助け、精霊の力を借りながら人々が穏やかに暮らせるように努めると予想します。
「精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたのでネタバレ全話!」まとめ
本日は、「精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたのでネタバレ全話」についてまとめていきました!
婚約破棄されて国外追放となったことから始まる異世界シンデレラストーリーですが、無能力者と言われ虐げられていたエヴァは、実は無能力では全くなく精霊女王だったのですね。
精霊女王の力は素晴らしく、一方で精霊や人々の暮らしを案じる心の清らかさが印象的です。
結末に向けて国同士のやりとりがどう進むのかや、アランとの距離がどうやって近づいていくのかがまだまだ気になります!
ネタバレだけではお伝えしきれないキレイな描写や雰囲気など、気になる方はぜひコミックシーモアで読んでみてくださいね!
今回は、「精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたのでネタバレ全話!」と題してお送りいたしました!
これからも展開が気になる本作のストーリーを、ぜひ楽しんでください!